バイトの車走行調査で綾部の山奥に行ったのだが
人里離れた山奥かと思われた府道の終点に5件程しかない集落があった。
こんなところでも人が住めるのかと感心して車の外で景色を眺めてると
ふもとの方からお婆さんが一人歩いて登って来た。
まさか山の下から歩いてきたのかと驚いて声をかけたら
少し下ったところにある崖の下の家からすぐそこまでバイクで来たとのこと。
そういえば途中で2件だけ家があった気がする。
話を聞いていくと車が未発達だった昔はこの道は結構人通りの多い道で
今でも徒歩で山向こうに行けるとか。
さらに山向こうの集落と今でも交流会があるそうな。
一番気になったのはこんな山奥に住むことになったいきさつなんだが
複雑な事情があるかもしれないので聞けずじまいだった。
雪の中長時間立ち話を続けるのもいかんと思って話を切り上げて山を降りる。
わだちも白くて車も横滑りするような山道なんだが
そのお婆さんはカブで走ってきたようだ。
雪道もなんのそののカブ恐るべし。
しかしそれよりもそれよりも・・・


ば ー ち ゃ ん 恐 る べ し 。




・追記
軽く調べてみたらgoogle検索結果に以下の記述が。
今日行ったのは古屋というところのようだ。


>洞峠は、綾部市古屋、美山町洞両地区を境する標高約700メートルの秘境だが、奈良
時代から京の都と舞鶴を結ぶ「舞鶴街道」として開けていたとされる。両地区住民は、
親類関係もあるほどのつながりを持つが、旧道のまま歴史が移ろい、昔のつながりを...